ratio

キルラキルで昔の回想シーンを描くときに、一般的に用いられるセピア調などのノイズ処理だけではなく、4:3という画角での表現を用いたことは発明だったと思う。

この前AVのいちシーンで、画面の両脇から大胆にトリミングしてスマホ画角で描写するっていうシーンを見たんだが、なんというかこれは凄いものを発明したな、、と思った。ただ感動。俺は今スマホで撮影した貴重な動画を見ているんじゃないかという錯覚。

画角による先入観を拭うのはかなり難しい一方で大きな武器なるんだろう。例えばA4のキャンバスに、16:9や4:3や3:2という写真を当てはめていくと、自然にコンポジションというものが見えてくることもある。

それで、その画角は今ネットではどんどん1:1の正方形でコミュニケーションするように流れている気がする。

1:1っていうのは、実装の設計段階で生み出された機能的なものだと認識していたのだが、それが今はinstagramみたいに雰囲気をまとうようになってきている。