英語留学_2

勉強しに来てるわけだから仕方ないんだけど、途中から移った上級のChapisキャンパスには厳しい先生の確率が高いので、俺はモチベーションが落ちた。4人そういうケースに当たって1人は変えてもらった。施設的にも快適なMainキャンパスで最後まで勉強してた方が良かったと思う事はあった。近い将来ChapisキャンパスはIELTS/TOEIC向け生徒のみになって、Mainキャンパスでレベル1~10全部授業するって聞いた。IELTS/TOEICコースは赤本的な分厚い問題集をひたすら解いて先生が解説するって感じ。
とは言っても先生と生徒の質でいったら正直Chapisキャンパスの方がやっぱ良い…MainキャンパスはEOP(英語以外禁止)守れない初級の生徒が多いし、英語の発音とか文法とかめちゃくちゃな人が結構いる。自分の事は棚に上げておくにしても周りをデキる人で囲んでおくのは言語習得において最低条件な気がした。その点Chapisキャンパス行くと生徒同士の会話も普通に英語喋ってんなって感じだったし、人数が少なく食堂も広くないので相席したり話し相手増やすには寧ろ良い環境。フィリピンめちゃくちゃ英語学校あるから全部がレベルごとにキャンパス分けてるわけじゃないだろうけど、これは結構重要な学校選びのポイントな気がした。

大卒してすぐの先生も多くいたけど、日本と違って大学時代にめちゃくちゃ勉強しなきゃいけないらしいので、どの先生も新卒なのに日本人より何倍も真面目で専門的だと感じた。一方で学問以外の知識について求めようとすると、全員とは言わないものの年齢いってる人の方が学びが深く話も面白いのは当然。
フィリピンは英語で学校教育がされてるから、プライベートスクールだと専攻が教育学部とか英語じゃない先生もいる。そういう何かしら教育以外のバックグラウンドがある先生が俺はいちばん良いと思った。例えば元ジャーナリストの人にはライティングを教えてもらったり、心理学専攻してた人にはテキスト使わないディスカッションを担当してもらったりとか。
でもディスカッションに関しては、先生がずっと話して自分が質問する体制になると、やったような気がして実は何もしてないというオチになりかえないので、お喋りな先生が必ずしも良いかっていうと違うかも。逆に質問カードを用意してひたすら答えさせようとする先生もいたけど、それはそれで千本ノックみたいな感覚になるので、結局相性でもうお見合いだと割り切るしか。

通常ESLコースだとイディオム科目が必須なんだが個人的にはいらないと思った。日本語の感覚的に「飛んで火に入る夏の虫」とか「弘法にも筆の誤り」とかを教えられてる感じ。いつか必要だけどタイミング的に違うだろって感じ。句動詞(phase of verb)とかの方がよっぽど大事な気がする。つきつめたらそういうの全部自習でできるし、最終的には好み。俺はイディオムをとにかく受けたくなかったのと、グループクラスで自分の話す時間が減るのと教材の進行が遅れるのが嫌で、2ターム目からプレミアムにした。

スパルタの監視自習ってシステムもただの自習のくせに監視されてるのでサボるとペナルティがあるし、自分の部屋でちゃんと自習できる限りは取るメリットがあんま無い。最初のターム補修込みで10コマ+監視自習2コマってのを試してしんどすぎて次からセミスパルタにした。
平日放課後は学校から出れないので、授業の予習復習するか、日本から持ってきた参考書やるか、英語でNetflix観たり、KPOPのリアクション動画上げてるアメリカ人ひたすら観たり、記事や本読んだり、履歴書やブログ書いたり、Podcast聴いたりしてた。Netflix教材としてよく言われるけど尺が長いし『フレンズ』以外は正直効率悪いかと。TEDはすぐ飽きたし、やっぱり繰り返し見れて短い海外Youtuberが一番良い気がする。
・DUO3.0
・東大英単語熟語 鉄壁
・表現のための実践ロイヤル英文法
・英語耳
・英語小説 1冊
・バイリンガルニュース
・Vox
・All Ears English

バイアスあると思うけど先生から聞く印象と自分の感想を合わせると、他国籍と比べて日本人生徒は勤勉で文法分かってて発音に難あり、という感じ。発音に難ありっていうのだけは激しく同意。日本人で発音も綺麗で語彙もあるって人には出会わなかった。
現役の大学生で普通に勉強できる人、海外の英語学校の経験がある人、英語じゃないけど他の第2言語習得してる人はやっぱ高いクラス居た。逆にワーホリ既に行ってる人で上のクラスってのはあんま居なかったような気がする。

他のフィリピン留学系のブログ結構読んだが、書いてあることだいたい似てるのでまとめると2点。
・留学行くまでにTOEIC600かオンライン英会話多少やってた方が留学中の時間が無駄にならない
・3ヶ月くらいの留学ではリスニングが上達するくらいで、他はそんなに劇的な変化はない

概ね同意。自分は行く前までにDMM英会話を半年かけて100時間くらいした。確かにこの半年間もフィリピンいた3ヶ月と同じくらい結構バカにできない感じ。リスニング以外については発音とか英語への耐性がつくってのはあるけど、工夫しないと効率は上げれないかも。先生は話してばっかじゃなくたくさん聞いて修正してくれる人を選ぶこと。友達は違う国籍の人でかためて、外出時にひたすら実践する事くらいしか思い付かない。むしろ帰国後これからどうするか真剣に考えないとすぐ忘れそう。寝言と夢は英語になる、けどもう日本語に戻った。

持参しとけば良かったと思ったのはドレッシングだけ。食堂にあるのは微妙だし、現地で買ったのも微妙だった。ドライヤーは持って行かなったけどモールで安く買えるし、学校で貸出もしてるし、ルームメイトからも借りれる。あとむかしジェーン・スーがラジオで「意外と耳かきが外国に無い」って言ってたので持っていった。