penalty

正常に、健常に、良好に、順当に、なれない境遇に対して、何か惹かれてしまうということが自分にはある。

学校とか家族とか友達とか仕事とか生活とかにおいて「なんで自分はこんな目にあうんだ」ということを聞かされた時に、それが他人事であるうちは、その悲劇的な側面が持つ一種の「ヒロイズム」的なものを勝手に自分の中で膨らましているんだろう。

何かに欠けていることが、何か特殊な可能性に思えているというか。逆に何ごとにも恵まれていることは、とても劣っているように感じてしまうというか。

ただ実際に自分の身にも非常に深刻で悲劇的な境遇が起こったとしても、それを快く迎えることはやっぱり難しいんだと少し前に痛感していた。

でも最近は、自分のせいじゃないそんな境遇を一生恨んで沈んでいくことは、なんて馬鹿らしいことなんだろうとやっと開き直れるようになってきた。結局いつも諦めと開き直りだけが状況を打開していく。