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2017年~2018年、見に行ったもの抜粋。

🖌寺本愛「Devotion」 ↗ @FARO青山 とても良かった。直接見たのも初めてだったが、テーマとかやろうとされている事が明確に伝わってくるのも。歴史的(時間)文明的(地理)なものを今の人が考えて何かに変換しているのを見るのは良い。COLLECTION #2購入。#1は売り切れだったので他で探して買った。
🎥ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣 ↗ @アップリンク渋谷 バレエ見たことなくても普通に凄さが分かる。しなやかというよりは暴力的な感じの凄さ。外国に出稼ぎにいかなきゃいけないくらい貧しいって結構想像しがたいのだが、ヨーロッパだとあるんだろうな。ここ数年のニュースを見る感じ察するところはある。



💃オハッド・ナハリン『Last Workーラスト・ワーク』 ↗ @彩の国さいたま芸術劇場 走り続ける人=普遍的に存在する何か、その他の舞台上=文明が起こってからの社会のシステム、という構成なのかと理解して見てた。


📖COMITIA122 ↗ @東京ビッグサイト ネルノダイスキ氏の漫画をTwitterで見てシンプルに「なんじゃこりゃ」と思った。購入。
🎨安藤忠雄展―挑戦― ↗ @国立新美術館 安藤忠雄本人による音声ガイドが良かった。音声ガイドがあるような展示は、だいたい絵画や文明などの歴史上のものについて、もちろん本人ではない人が話しているわけで、目の前にある建築事例に対して「住む人間が家に合わせればいい」などとさらっと言っているのを聞くと笑う。

ハブとマングース ↗ @東京ミッドタウン・デザインハブ
🎥エンドレス・ポエトリー ↗ @新宿シネマカリテ テンポよくジョークが一定時間内に必ず入ってくるような印象。


💃チェルフィッチュ 三月の5日間 ↗ @KAAT 神奈川芸術劇場 時代設定が2003年というのもあって、時代劇見てるみたいだった。リクリエーションなので当時の公演を見ていないが、今回の役者(全員20代前半)の顔も絶妙にゼロ年代な顔をしている人を選んでいた気がする。


🎨鏨の華―光村コレクションの刀装具― ↗ @根津美術館
🎥否定と肯定 ↗ @TOHOシネマズシャンテ有楽町・日比谷 ホロコーストの真実を問うユダヤ人歴史学者と否定論者の裁判、実話。名誉毀損の裁判の違いとか、裁判のために休職中する職場の対応とか、細かい点も面白かった。


💃Co. 山田うん モナカ ↗ @スパイラルホール 3F 2人でしか成立しない体勢になるやつ良かった。


🎨第10回恵比寿映像祭「インヴィジブル」 ↗ @東京都写真美術館 ラファエル・ローゼンダールのレンチキュラー印刷の作品を2年前に見て、それをもう一度見に来た。
📖MONKEY vol.14刊行記念 柴田元幸トーク&朗読会 ↗ @スイッチ・パブリッシング 正確には覚えていないが、柴田さんの朗読の中にあった「1980年代は1990年代になった」というフレーズは時代に主体性?があって良いなと思った。それと掲載されている本の中の「the night has started there」という感じの英文も良かった。理由は同じ。こういうの、英語ではよくある状況の捉え方のような気がするが、それが好きなんだと思う。
🎥スリー・ビルボード ↗
「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」でのアカデミー賞予想からの流れで観た。この予想があった当時はmetooがムーブメントで、内容的にも作品賞とるだろうって話だったんだが、俺としては観終わった後にレイプ事件要素も真相解明に立ち上がる母親要素も別にいち要素って感じだった。というか普通に嫌な感じのバイオレンスだったし、一瞬だけだけど「?」ってクオリティのCG出てきたし、あと毎回思うけどアメリカ人てこんなFxxk言うの。

🎥瀧本幹也展『CROSSOVER』 ↗ @ラフォーレミュージアム原宿 タイトルになぞらえて導線がX字になっていたんだが、狭いところには人が詰まってて、どうなんだ?という感想。

🎨ベルトラン・ラヴィエ「Medley – Works from the Collection」 ↗ @エスパスルイ・ヴィトン
🎨益子陶器市 ↗ @益子 地元の有田とか伊万里とか唐津の陶器市行ったことない(or記憶がない)ので多分初めての陶器市。高級そうな見た目の茶碗と中二っぽいコップ購入。

🎥Moving Plants 渡邊 耕一展 ↗ @SHISEIDO GALLERY
📖第二十六回文学フリマ東京 ↗ @東京流通センター 第二展示場 文フリ、こういう感じか、、という感想。ほんとピンキリ。『LOG/OUT magazine』と『建築と日常』購入。
🎨建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの ↗ @森美術館 最近の関心が建築にあるので入門として良かった。古代→近代→現代の日本建築の要点だけさらに抽出した感じなんだろう。木組のポートレートグラフィックとかやってみたいなと思ったが、既に松永美春氏がすごい質のいいものを作っていた。


🎨MAMコレクション007:見えない都市 ↗ @森美術館 テーマになっている原作の『見えない都市』は、年明けくらいに雑誌『MONKEY』の中で抜粋して翻訳されているものを見てからすごく好きで、それから原作も借りた。それまでぼんやりとあった建築や文明への題材意識が少し明確になったような。
🎥君の名前で僕を呼んで ↗ @ル・シネマ 本編はもちろんなのだが、エンディングがフレーミングなど特に良かった。オープニングも今改めて見ると良い。当時字幕版で見たが吹き替え版↓のキャストを見て完全に狙っている感あるが、これはこれで見てみたい。。


🎨理由なき反抗展 ↗ @ワタリウム美術館 バックミンスター・フラーとマックス・ビル、良かった。バックミンスター・フラー自身はこういう作品っていうわけじゃなく、展示されていたポートフォリオとしてのまとめた作品が良かった。
🎨「第20回亀倉雄策賞受賞記念 中村至男」展 ↗ @クリエイションギャラリーG8
🎨蓮沼執太 「 ~ ing」 ↗ @資生堂ギャラリー
🎨佐藤卓 「MASS」 ↗ @巷房 展示はデザインあ展にも出されているものだったが、この巷房という場所がとにかくいい感じに時代錯誤な部室棟っぽくて、ギャラリーやそういう関係のオフィスがぎっしり入っていたが家賃はいかに。
🎨日本タイポグラフィ年鑑2018作品展 ↗ @見本帖本店
🎨Parametric Move 動きをうごかす展 ↗ @東京大学生産技術研究所S棟1階ギャラリー 2年ぶりに同じ研究室の展示に行った。親子連れが多いし、まず展示施設がキレイ。国力。

🎨落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然 ↗ @Gyre 作品はさておき、キャプションとか導線とかがこの展示スペース用に作られたものではないのでは、、と思うくらいミスマッチな感じが若干した。ヴァナキュラーねぇ。。

🎨近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術展 ↗ @スパイラルガーデン
📖MONKEY vol.15刊行記念 柴田元幸トーク&朗読イベント ↗ @スイッチ・パブリッシング
🖌紙博2018 ↗ @東京都立産業貿易センター台東館 『MOTION SILHOUETTE』の梶原さんも出展しててがんばれと陰ながら見た。


🖌中村あや子個展 ↗ @深作眼科ビル1F 中小の会場での概要キャプションの事を考えていた気がする。深作眼科での展示に初めて行ったが、普通に眼科と併設したところにスペースがあった。院長の投資の仕方としてかなり偉大だなぁと思った。院長自身の絵もあり巨大。

🎨日本のグラフィックデザイン2018 ↗ @東京ミッドタウン・デザインハブ 市東基氏の『HOCUS POCUS』のパッケージのアイデアが良かった。

🎨平田晃久展 ↗ @TOTOギャラリー・間
💃フィリップ・ドゥクフレ / DCA『Nouvelles Pièces Courtes』 ↗ @彩の国さいたま芸術劇場 ダンサーの身体能力が高くそれに特化した短編「Duo」と、他の短編での舞台装置展開の多様さが良かった。前にみた「Co.山田うん」でも思ったが、デュオのダンスが俺は好きらしい。しかもお互いに依存した物理的バランス感覚を見れるのが好き。


🎥138億光年 大いなる宇宙の旅 ↗ @FUJIFILM SQUARE マッドペイントとかのジャンルをニセモノという前提で見がちだったんだが、いろんな意味でその源流であろう本物の宇宙の絵を見た感じだった。撮り方やレタッチの時点である程度のニセモノなんだが。

🎨Nerhol Representation ↗ @Yutaka Kikutake Gallery Nerholの新作。全部見てきたわけじゃないが、進化系としてはついにインタラクティブになるべくしてなったのかなぁという感想。
🎨h.o Ghosts in the Digital Realm ↗ @art & science gallery lab AXIOM 攻殻機動隊的コンセプトのようにも思えたが、ゴーストを再定義したキャプションの内容が面白かった。少し前に見た落合陽一氏の展示と比べるとかなり親切な設計と内容で良かった。
* (ASTERISK) (2018)

🖌海に行こうよ。 ↗ @ホワイトスペース表参道 雪下まゆ氏の絵を直接見てみたかった。Simon Stålenhagみたいな壮大なものがあったら見てみたい。

🎥Ryoji Ikeda concert pieces “datamatics[ver.2.0]” ↗ @スパイラルホール 映像の中にある程度規則性や展開のパターンが見出だせてから次の展開のに行くまで長いなと思うことが数回あった。本来別にそうやってパターンを探すような見方が正しいわけでないので、単に必要な各デュレーションなのだろうとも思えるんだが、映像の性質上じっと見ていると探してしまうので、展開が分かってそれを味わったら早く次に行って欲しいという気持ちを抑えられない。でも最高だった。


🎶アンドロイド・オペラ『Scary Beauty』 ↗ @日本科学未来館 アンドロイドが指揮して渋谷慶一郎氏と国立音大オーケストラが演奏。アンドロイドの指揮の身体性に呼吸の要素を加味することでオーケストラはクリック音なしで演奏できるようになったらしい。自分の知見がなさすぎるのもあるが、技術が高すぎるとバグというか人間にとって(現状)不和なものさえ忠実に再現できるんだなと思った。既存の詩をword2vecで音階にしてそれを渋谷氏がまたチューニングしていったという話がなぜがグッときた


🎨チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com ↗ @teamLab Planets TOKYO プリレンダリングのもの流しているか知らないが、それぞれの展示装置でもっといろんなもの流せそうなのに、とエンジニア目線だと思ってしまいそうなところを、世界観が固定してちゃんと絞られていたように感じたのはむしろ良かった。それなりの入場料というのもあるからなんだろうが、飲み物くれたり並んで入るまでのシステムとかトイレとか展示間の導線とか、そういうのものの方が感心した。

🎨江戸の悪 PART II ↗ @太田記念美術館
🎥AMKK 「戦争と花」 ↗ @The Mass 重厚なパッケージに入った押し花もらったが困った。作品と一緒にインスタ撮っている30代っぽい女性がいてしんどかった。

🖌西山寛紀個展「Ordinary Days」 ↗ @HBギャラリー
🎥チェコアニメの夜2018 クルテク上映会 ↗ @ユジク阿佐ヶ谷 チェコアニメ『もぐらのクルテク』の日本上映ライセンスが切れるため、最後に見れる機会だったらしい。かわいい。。

🎥カメラを止めるな ↗ @TOHOシネマズ 新宿 酔った。

🎶ニトロデイ ↗
・『レモンドEP』 RELEASE TOUR @下北沢THREE ・exPoP!!!!! vol.110 @TSUTAYA O-nest 若い!『Lemoned』は夏よく聞いた。


🖌ササキエイコ 「fog」 ↗ @dessin 良かった。素材や道具などスタディしていって、題材も物理的にもソリッドに変遷していくのがわかった。作品集購入。
🎥ものかたりのまえとあと 青柳菜摘イベント ↗ @三鷹scool 良かった。元となった作品は知らんかったし意図している内容を享受したか分からないが、歴史の監視者のようなニュアンスはその当時の個人的な興味と重なった。本人がアフタートークで「長編を書くって決めたので書かなきゃいけなくて…」というような事を言われていて、決めたら実行するという普通といえば普通なんだけど、なんかそれがかなり狂気じみた実行力のように思えた。

🖌香月恵介 「Les Nymphéas」 ↗ @EUKARYOTE Andy DenzlerJens Hesseのようなデジタルでの概念をペインティングに写し出している感じ。Houxo Que氏との共同展示もあったのを後から知った。見たかった。

📖MONKEY vol.16 刊行記念 柴田元幸トーク&朗読会 ↗ @スイッチ・パブリッシング
📖イラストレーション・フェスティバル ↗ @3331 Arts Chiyoda
🎥AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展 ↗ @21_21 DESIGN SIGHT 水尻自子氏と勅使河原一雅氏が特に良かった。「15秒以上の動画撮影はご遠慮ください」とあったが、それがどのように決まったのか気になる。

🎨縄文展 ↗ @東京国立博物館
🖌Hey! Say! Graphics! ↗ @表参道ROCKET
🎨徐震®︎「Xu Zhen Store」 ↗ @AKIO NAGASAWA
📖漫画・アニメ・ゲームとデザインのリアル ↗ @青山ブックセンター 進行がグダグダで登壇者の自己紹介だけで時間のほとんどが終わり、トークを全く聞けなかった。ブックセンターって毎日のようにイベントしているのに、未だにそのトラブルある?という感じの機材の手間の悪さも見ててしんどかった。多分ブックセンターは場所貸してるだけなので、主催者が違えばノウハウは共有されていないんだろう。

🎶NICO Touches the Walls ↗
・“N X A” TOUR -Funny Side- @幕張メッセイベントホール ・“N X A” TOUR @NHKホール ・OYSTER -EP- [SPECIAL ACOUSTIC LIVE] @Sony Music Studios Tokyo ・TOUR 2017 ”Fighting NICO” @NHKホール ホール・スタジオ・ライブハウスといろんな距離感で見れた。この間にアルバムはひとつも出ていないが、EPという形で昔のインディーズアルバムのようなキワドイ曲を淡々と作ってくれるならそっちの方が全然良い。幕張の時は30曲弱を40分繋ぐ人力マッシュアップで演奏していたし、『プレイヤ』を聴けたのは感動。
http://hydekick.jp/blog/2018/01/nttw/