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たとえば「”強い人”と言えば、この人のことを第一に思い浮かべる」とかがあってだな。

強い人、弱い人、とらえどころのない人、決して追いつけないと思ってしまう人、破滅を望むように危うげに進む人、、、

今まで生きてきて、学生や社会人のいろんなタイミングで強烈な出会いと共に、それぞれのイメージに当てはまるそれぞれの人を当てはめてきた。って言っても、それぞれを記憶しているわけじゃないし囚われているわけじゃない。そんなに過去の積み重ねだけで今を作っていない、作っていたくない。ただ、やっぱり所謂思い出補正ってのが、そのイメージの更新を年々難しくしていっているように思う。

でも、昨日いろんなもののイメージを一人で更新してしまうような人に出会って、しかもそれが同時には実現しないようなパラメータの更新だった。だから自分も、嬉しくて辛いそんな二律背反な気持ちになったんだと思う。だってきっとその人は、この先ももしかしたらずっといろんなパラメータの一番なのに、もし自分の伝記があっても語られることはないだろうし役名もない人物なんだと分かってしまうから。